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same as usual...


ある日のウッドターニングクラスの様子です。栗の丸太からナチュラルエッジのボウルターニングをしました。最終段階ではジャムチャッキングでテノンを取り除きました。この方法をフェイスワークで行う時はあまり細くしすぎると折れやすい木目の方向になっていることを忘れないように無理のない段階で手鋸でカットしたほうが無難ですね。個体差がありますが、栗のグリーンウッドはタンニンが多めなものもあり、木工旋盤のベッドが錆びてしまいます。ひどく錆びさせてしまうとツールレストベースやテールストックの動きが悪くなったり、最悪は動かせなくなってしまいます。なるべく早めにベッドの上に積もったウェットな木くずを下に落としておきましょう。もし、錆びさせてしまった時はCRCのような扱いが簡単なスプレー式の油を磨き用の研磨スポンジ(荒すぎないもの)につけて磨きましょう。最後にペーパータオルでキレイにふき取ればOKです。


購入したばかりのスタンダードなボウルガウジはべベルが1面で角度は45度のものが定番と言って良いでしょう。スタンダードグラインドと呼ばれるこのタイプの砥ぎ方は、他にトラディショナルグラインド、ファクトリーグラインドなどとも呼ばれます。好みはあれどボウルターニングにおいてはべベルを2段にすると内側の切削が楽になったりすることがあります。詳しい解説は私の本でも紹介していますのでお持ちの方は確認してみてください。


ある日のククサカップ作りのクラスでの生徒さんの作品です。最近はこのタイプのカップを作ってみたい方が多い気がします。ただ、工程はシンプルですが、作業ごとにはハードルが上がることも少なくないので、誰でも簡単にできるとは言えないかもしれません。でも、頑張って完成させたてた時の達成感は高いと思います。皆さん是非チャレンジしてみてください。


ある日のバキュームチャッキング教室の様子です。ほとんどの木工旋盤で魅力高きバキュームチャックが使えます。過信するのは危険なこともあるので一度は教室で基本的なことを学ぶと良いかもしれません。YKWではリバースチャッキングの方法や工程順、必要なツールやデバイスの使い方を紹介できます。素晴らしいバキュームチャッキングの世界を体験してみませんか?作風に変化が生まれるチャンスにつながるかもしれません。

私のア ブック アバウト ウッドターニング(ウッドターニングの本)が欲しいと、スロベニアのウッドターナーから注文が来ました。支払いは振り込みを希望されたので口座番号を伝えて振り込んでいただきました。初のユーロです。日本語の本だということを伝え、それでもイイということで注文してくれたのです。彼のコレクション(ウッドターニングの本の収集)に日本語のウッドターニングの本が追加されることになります。サンキュー。

まだまだポカポカの春は遠く、最も寒いであろう時期がこれからやってきます。温かい冬って雰囲気はどこえやら?最近になってキンキンに冷えてきた感じです。温かい下着と生姜で乗り切ります。そんな寒い冬ですがありがたいことにYKWウッドターニングクラスにはソコソコのご予約お申込みを頂いております。いつもどおり気を抜かず頑張って行こう!と思います。皆さまよろしくお願いいたします。